初期症状

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ストレスによりうつ病、適応障害、パニック障害など精神疾患を患う人は増えています。多くの人は、自分がストレスを抱えていることに気づかずに、あるいはストレスに気がついていても自分は大丈夫と思いこんで、実際に病気になるまで頑張ってしまいます。ストレスの初期症状を見分けることができれば、早めにストレスを解消したり、ストレスとなる状況や場を離れて環境を変えたりできるでしょう。
初期症状は全身に現れます。疲れやすくなり、全身がだるくやる気が出ません。いくら休んでも疲れが取れない、動くのが面倒くさいと思ったら要注意。ストレス状態になっています。さらに、集中力が低下してミスが増えます。些細なミス、聞き間違え、覚え違いなどが増えてきたら要注意です。睡眠習慣はストレスの影響を受けやすいです。寝つきが悪くなる、逆にいくら寝ても寝足りない過眠状態になる、あるいは寝ても夜中に覚醒してしまうなどの症状が現れます。

体にも表れるので、臓器の病気や他の病気ではないかと心配になるでしょう。肩こりや腰痛、関節痛や片頭痛などはストレスを抱える人によく見られる症状です。眼精疲労やめまいを感じる人、たびたび動悸に悩まされたり、食欲がなくなったり、胃痛、下痢や便秘などの症状がみられることもあります。
人によって初期症状の現れ方は違いますが、2週間以上体や心の不調を感じたら、無理をせず仕事を休んだり、病院を受診するなど具体的な行動を取りましょう。「大したことがないから」とそのままにしていると、重症化してしまいます。

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